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活動報告   ~ 八幡のために全力で取り組みます!~

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2018年 2月 活動報告内容










2月6日、7日 東京に研修に行ってきました。

 

生産緑地法や国内の稲作の現状、都市近郊の利点を生かした農業政策、農地の集約化などについて、国交省、農水省の職員の方と意見交換をしました。

 

わたし自身農家でもあります。米を作って出荷しています。

農業のこと、農家のこと、農家を取り巻く環境の変化については常に関心を持ってみています。

ここ3年、全国的に少しずつコメの価格が上がっていますが、本市の作付面積の半分以上を占めるコメの取引価格の低迷は、八幡農産物の生産意欲の減退につながることも想定されますので農地の維持管理にも影響を及ぼす可能性があると見ています。

八幡市における農業は、都市近郊であり、消費地でもあるという立地条件を生かして農業経営が展開されており、野菜、米、花、お茶などが栽培・出荷されています。

花は私もトルコキキョウを作っていました。

近年、農村と言いましてもそこに新興住宅地域と共存と言いますか、畑もあれば住宅やマンションもあると言った光景が珍しくはありません。本市もそうです。そこへもってきて高齢化に伴う農家人口の減少や担い手不足、耕作されない、不耕作地の増加等が進んでいます。特に兼業農家の減少が目立つと聞いています。

 

高齢化が進むことによって、今申しました作付けしない土地や耕作放棄地が増えて農業基盤が大きく脆弱化していくことが危惧されています。このような状況の中にあって「八幡市野菜の会」のように、規模拡大を目指す若い専業農業者への農地集積や組織化、集団化が進み前向きな若い力が育ってきていることにも注目しています。

 

農業従事者の減少・高齢化が進む中で、都市農地の所有者自らによる有効な活用が困難となっている現状を打開する方策があるのか、都市農地は土地の価格が高いために都市農地を購入して農業を行うことは困難です。これも現状です。都市農地の有効な活用を図るために土地所有者だけでなく、意欲のある都市農業者が都市農地を借りて活用できることも大切になってまいります。

 

国や府の考え(ルール)をふまえつつ 八幡市カラーを無理がない範囲として打ち出していけるように、将来的にそのカラーが担い手育成のモデルとなれるよう できるだけ考えていくことが大事だと思いました。


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