6月20日(土) 松花堂美術館 館蔵展に行きました。
美術館に入ると昭乗の作品や昭乗に影響を受けた人たちの作品がありました。
昭乗はお坊さんだったので派手な作品はありませんでしたが、やさしい筆使いで、絵の周りの空間がゆったりしていました。
空間を生かした作品だと思いました。
昭乗のやさしさや、心の広さを感じました。
字もきれいでした。さすが、寛永の三筆です。
しっかり、教育も受けられた人だと思いました。
昭乗は1584年生まれで今から400年前に活躍した人です。
その頃は、三川も物流の拠点でたくさんの船が行きかっていました。
八幡さんも大勢の人で賑わっていたと聞いています。
現在の八幡市駅周辺は、門前町として栄えていました。
八幡さんの滝の本坊(空中茶室)では昭乗がお茶会を催していたのではないかと思います。素晴らしいお茶道具がいっぱいあったと思います。
確かこのころ、正法寺のお亀さんが徳川家康のところにいかれたと思います。後に尾張藩主になる義直が生まれました。
展覧会の貴重な文化財をこれからも後世に残してほしいと思います。
こういった財産を活用して、八幡市に観光客を呼び寄せ、まちの賑いを創出していくことが喫緊の課題です。
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