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活動報告   ~ 八幡のために全力で取り組みます!~

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2017年 10月 活動報告内容









1022日、23日に超大型の台風21号の通過に伴い、木津川沿いでは茶畑が冠水し、八幡市の河川敷に広がる「浜茶」の茶園約15haが増水で漬かりました。

 

24日、茶畑を見に行きました。流れ橋も22日大雨の影響で流れていました。

茶園ではお茶農家の方が茶畑の通路に溜まったごみを手作業で取り出し、折れた支柱を交換されていました。

残ったごみの処理に困っておられました。

お茶の木は大丈夫でしたが、お茶への影響が心配になります。

 

茶園の黒い遮光ネットにたまっている土やごみ、茶葉についた泥の処理、茶畑の通路に入ったごみや農道のごみの処理が課題です。茶葉の消毒もしておかなくてはいけないと思います。

 

「浜茶」は高級てん茶の生産地として知られ、流れ橋周辺に広がる浜茶の景観は、平成27年1月に京都府景観資産に登録され、平成27年4月には浜茶と呼ばれる茶園が流れ橋と呼応し見事な景観を示すことから、日本遺産に認定されています。

 

浜茶は水辺の砂地で栽培され、抹茶の原料「てん茶」生産に適しています。

流れ橋周辺では、高品質のてん茶が出荷されています。

堤防の東屋から見た木津川、流れ橋、茶園の風景は素晴らしい景色です。

すぐ近くには、四季彩館があります。四季彩館には八幡市産の農産物や加工品を販売するJA京都やましろ農産物直売所があります。

観光地としても期待がかかっています。

 

流れ橋と浜茶が一体となる景観を維持するためには、将来にわたり茶農家が高品質のお茶の生産を続けていただくことが不可欠です。台風被害の影響を調べていただき、被害を受けた浜茶の環境整備に係る支援が必要だと考えます。

 

八幡市の貴重な財産である美しい浜茶の景観を、市民の皆様だけでなく国内外のもっと多くの方に知ってもらい、末永く保全していくことが大切だと思います。

1027日 あさかぜ公園雨水地下貯留施設設置工事について現場視察に行ってきました。

 

大雨・洪水に強い安全で安心な街づくりを推進するために雨水の流出抑制のために、雨水地下貯留施設を設置する工事を行っています。

みなさんもご存じの通り、平成24年の8月の南部豪雨、平成25年9月の台風18号により八幡市では大きな浸水被害を受けました。

 

全国で初めて特別警報が出され、43万人もの方に避難指示が出されました。京都府の人口が263万人ですから、6人に1人は避難せよという話であります。

八幡市でも、台風18号により、床上浸水30戸、床下浸水856戸、田畑や道路の冠水が多数あり、市に大きな被害がありました。

旧大谷川、軸川排水区の対策としては、あさかぜ公園市民防災広場に地下貯留施設を設置すれば、この排水区において浸水を少なくすることができるということでした。

その後、平成24年度の雨水排水対策が検討され計画を策定されました。

 

この事業は、平成26年度に、八幡市公共下水道雨水排水計画を策定し、国の有利な交付金制度を活用し、10年確立降雨に対応した浸水対策として行われています。

計画の基本的な考えは、本地域のような水路改修が困難な個所に、公共用水を利用した、雨水の流出抑制を行う雨水地下貯留施設を設置することとしています。

あさかぜ公園雨水地下貯留施設の容量は、4,400㎥あり、一般的な小学校の25mプールの約25個分あります。一度ためた雨水は、軸川の水位が下がればポンプでくみ上げ、軸川に配水する構造となっています。

現在の施行中の工事は平成28年12月に着工し、工事完了は29年12月末完成の予定です。

 

気候変動による降水量の増加により、災害外力、大雨、洪水、台風は今後もますます大きくなり、ハード対策には限界があり、堤防を幾らしっかりしたものをつくっても、それを上回るものが出てくると言われています。想定外の外力が起これば、避難することも十分あることを我々は知らないといけません。口では避難すればいいと言えますが、命だけは絶対に守るというソフト対策が大切です。






















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4回京都本大賞を受賞作「京都寺町三条ホームズ8」はもう読まれたでしょうか、

この本のストーリーの中には京都のいろんなところが舞台になっています。

京都の歴史なども説明してくれて名所旧跡がよくわかり楽しみながら知識が身につきます。

1章では、石清水八幡宮と松花堂が舞台となっています。

石清水八幡宮と松花堂の見どころがいっぱいです。

ライトミステリーなので楽しく読めます。

これを読めば石清水八幡宮と松花堂のことが本当によくわかります。石清水八幡宮と松花堂がこんなにすごかったという事が再発見できます。

8巻だけ読んでもよくわかります。ぜひ読んでください。

 

骨董品鑑定士が鑑定を通じて日常の謎を解き明かし解決していきます。

主人公は葵という女子高生、骨董品店でバイトをしています。骨董品の鑑定士は清貴というイケメンの若者です。清貴が骨董品鑑定士ホームズです。この二人の恋愛と謎解きがあるので面白く読めます。

 

1巻は仁和寺でした。

8巻、本の表紙は石清水八幡宮です。今回、第1章は骨董品の鑑定士清貴は社会勉強のために京の町の外に修行に行くように命じられます。

八幡を舞台に謎解きが始まります。「目貫きの猿」の竹の釘が何者かによって抜かれています。

 

改めて、八幡は歴史のあるいいところだと思いました。

松花堂庭園・美術館・石清水八幡宮および、八幡市にもっと観光客が来ていただき、もっと、街の魅力を高めていきたいと思います。

しばらく前までは観光そのものを重要なテーマとして議論される機会はあまりなかったように思います。立地条件から言っても京都から離れていること、石清水八幡宮があるにしてもその歴史的な価値や本殿を始め神社建築としての素晴らしさは、知る人ぞ知るぐらいの存在でした。

 

人は身近にあるものの良さ、値打ちを知らない、気づかないと言われます。

ですから、八幡市に観光資源とも言うべき素晴らしいところが沢山あることを知りませんでした。知ろうともしなかったように思います。八幡市へ来てくれる人があればありがたいことで、行政が積極的にかかわっていくテーマではないように推移してきたと思っています。

今、観光に視点をおいて本市を眺めてみると、国宝となった石清水八幡宮を中心に四季の風物、観光名所、歴史遺産も含め、京都に引けを取りません。

近隣のどの市よりも恵まれています。観光は光を見ると書きますから、光っているところはより光らせ、光っているところが少なければ創りだせばよいのです。

石清水八幡宮も国宝指定されました。それに伴って八幡市の玄関口である八幡市駅周辺もしっかりと財政プランを練り上げて確実に観光客がもっと来ていただけるようなそういった八幡にしていかなければなりません。


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